口腔内の細菌の塊を「歯垢(しこう)」と言います。
歯垢をそのままにしておくと、3~5日で「歯石」となります。
歯石の表面はザラザラしていて歯垢が付着しやすく、それがまた歯石となりどんどん酷くなっていきます。
一度歯石になってしまうと歯ブラシで除去することは困難です。
そのままにしておくと、歯周病が起こり、
・歯がぐらぐらする
・口臭やよだれ
・口が痛くて、食べにくそう
・鼻水やくしゃみ、涙が出る
などの症状が出る場合があります。
このようなことが起こる前に、早めに処置を行うことが重要です。
次の症例は上顎犬歯と臼歯部分に歯垢・歯石の付着、歯肉の発赤が認められ、早めの歯科処置をお勧めしたわんちゃんの例です。
デンタルチェックしてほしい<歯周病>(トイプードル 4才)歯科症例90
その他「歯石」の症例↓↓↓
歯石が付いている(ミニチュアダックスフンド 11才6カ月)歯科症例126
奥の歯がかなり汚れている(トイプードル 9才10カ月)歯科症例138
歯石がひどい<歯周病・乳歯遺残>(チワワ 4才9カ月)歯科症例143‐①