歯石がひどい<歯周病・乳歯遺残>(チワワ 4才9カ月)歯科症例143‐①

 

・歯石がひどいので歯科処置をしてもらいたい

とのことで来院されました。

 

口腔内を確認すると

犬歯・切歯付近に大量の歯垢・歯石が付着していました。

臼歯部分の歯石はわずかでした。

また上顎には乳犬歯が残っていることが分かりました。

 

後日、術前検査後、歯科処置を実施しました。

 

 

 

 

スケーリング

表面の汚れを超音波スケーラーで落とします。

右の写真の矢印の歯が乳犬歯です。

 

 

 

歯周プローブ検査

 

 

歯科レントゲン検査

ぐらついていた歯は、歯周病の進行により歯を支えている骨(歯槽骨)が、吸収されていました。

黄色い線…歯槽骨で支えている部分

青い斜線…歯槽骨が吸収されている部分

 

上顎切歯のレントゲン

 

 

右下顎のレントゲン

 

下の写真の〇印の歯は、通常二根歯ですが

変形根で単根になっていました。

 

検査後、抜歯処置を行います。

 

 

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2022年02月05日