蹄(ひづめ)を噛んで奥歯が欠けた<破折>(ウェルシュコーギー 7才)歯科症例139-②

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抜髄根管治療法

 

今回、抜髄を行う第4前臼歯です。

破折により露髄していることが分かります。

 

 

 

ダイヤモンドバーを使用し、歯髄を開拡していきます。

 

 

ファイル(不良組織を除去するための細い棒状のやすり)を使用し、根管長(穴の深さ)を測定します。

 

 

 

 

 

この時、ファイルが根尖まで達しているかレントゲン検査で確認します。

レントゲンにて、根管の長さと太さを確認します。

 

 

根管の太さに合わせたファイルを使用し、不良組織の除去と根管の拡大を行います。

最初は細いファイルから開始し、徐々に太くしていき根管の拡大と洗浄を繰り返します。

 

 

 

第4前臼歯は3根歯なのでこれを3根全てに行い、感染の可能性のある組織を全て除去します。

この時、根管に削りカスなどが残らないように、消毒と洗浄を繰り返します。

洗浄後、根管の止血・乾燥を行います。

 

 

次に根管充填を行います。

 

 

根管の充填が適切に出来ているか、レントゲンにて確認します。

 

 

歯冠部の保存・修復

エッチング(歯面をざらざらにさせてレジンをつけやすくする)

 

 

ボンディング(歯とレジンを接着させる、のりの役割)

 

 

光重合(特殊な光を当て、塗布した材料を固めます)

 

 

グラスアイオノマーセメントによる裏層(根管に充填した修復物の補強をします)

 

 

レジンの充填・形の成形

 

 

レントゲン検査を行い、適切に充填できているか確認を行いました。

 

 

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2021年11月20日