歯茎の腫れ・右犬歯が左より長い<歯周病・吸収病巣>(猫 12才 女の子)歯科症例133‐①

 

*歯茎が腫れている

*右上顎の犬歯が左より長い

*食欲が落ちている

 

右上顎犬歯部分の歯肉は赤く腫れ、犬歯の長さも左より長くなり、少しぐらついていました。

(写真は歯科処置時)

歯周病・歯槽骨炎が起こっていると思われました。

 

*歯槽骨炎による歯の挺出(ていしゅつ)←歯が長くのびた状態

比較的高齢の猫ちゃんの上顎犬歯に最も多く見られます。

慢性の歯周炎などにより、歯を支えている歯槽骨が変化して起こります。

進行すると、長くなった歯が下顎に当たったり、歯がぐらついたりすることにより痛みや不快感を生じます。

 

麻酔下での検査や処置が必要である事をお伝えし、術前検査後、歯科処置を実施しました。

 

 

スケーリング

 

歯周プローブ検査

 

歯科レントゲン検査

のびていた右上顎犬歯です。

丸の部分、歯槽骨が吸収されています。

ぐらつきもあり、この歯を残すことは難しいと判断し、抜歯することになりました。

 

右上顎第2前臼歯は、猫破歯細胞性吸収病巣(FORL)により、

歯根が吸収されて無くなっていました。

ぐらつきもひどく、抜歯処置を行いました。

 

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2021年06月28日