歯が折れた<破折>(犬 Mix 2才4カ月)歯科症例131‐③

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退院後、痛がる様子は全くなくかったそうです。

1週間後には抜歯処置を行った部分の炎症も治まっていました。

 

 

今回は蹄を噛んでいて折れてしまったとのことでした。

わんちゃんが齧る用途で販売されている商品でも、

顎の力や歯の状態、遊び方などによっては歯が折れてしまうことがあります。

わんちゃんは「噛む力は強いけれど、歯は人より弱く割れやすい」ですので、

ガムやおもちゃを選ぶときには時には注意が必要!!

 

特に第4前臼歯は、わんちゃんでは破折が多くみられる歯です。

破折を見つけられた場合は、早期の受診をおすすめします。

 

また、今回は軽度の歯周病もみられました。

歯科処置により歯の表面、歯周ポケットの中の歯垢・歯石を除去しました。

しかし歯周病の治療はこれで終わりではありません。

処置後のお家での歯磨きがとても重要です。

 

お家で楽しく歯磨きを続けられるように

その子に合ったやり方を一緒に見つけましょう!!

 

診察から術前検査、手術への流れはこちらをご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年06月02日