下の前歯のぐらつき・歯肉の色がおかしい・口臭<歯周病>(ミニチュアダックスフンド 4才7カ月)歯科症例154-③

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手術の翌日から食欲がありました。

処置から1週間後には、

「歯が痛くなくなったのか、今までよりよく食べるようになった」とのこと。

歯肉の炎症も治まり、歯周ポケットも浅くなっていました。

歯科用軟膏の注入を行い、今回の処置を終了しました。

 

 

 

今回は下顎の切歯や、犬歯などピンポイントで進行した歯周病がみられました。

歯周病により炎症が起きている部分は痛みを伴います。

フードを食べづらそうにしている、頭を傾けて食べる、

よくこぼすようになった、ドライフードを食べなくなったなどの症状がある場合は

お口に痛みや不快感があるのかもしれません。

 

そのままにしておくとさらに歯周病が進行し

顎の骨が溶けて骨折したり、目の下に穴があき膿が出てきたり、

口腔内の細菌が血液をたどって全身の臓器(心臓・腎臓・肝臓など)へ悪影響を及ぼしたりしてしまいます。

少しでも気になることがある場合は早めに受診しましょう!!

 

今回は歯科処置によって痛みを取り除くことが出来ました。

お口の中がとても快適になったと思います!!

これからも美味しくごはんを食べられるように

お家での歯磨きと定期的な歯科検診を続けましょう♪

 

診察から術前検査、手術への流れはこちらをご覧下さい。

2023年06月20日