退院翌日には、
「食欲があり、痛みもなさそう。」とのことでした。
処置から1週間後の診察時には、歯肉の炎症が治まっていました。
また、深かった歯周ポケットは浅くなっていました。
歯科用軟膏を再注入し、歯科治療処置を終了しました。
今回、4歳で計12本の抜歯を行いました。
このわんちゃんの年齢にしては、重度の歯周病でした。
口腔内の状態は、もちろん何もしなければ年齢と共に悪くなります。
しかし、年齢だけでなく犬種や猫種、歯の咬合、お口の中の細菌叢、普段の食事、など
様々な要因が重なり、年齢以上に口腔内の状態を悪化させる場合があります。
今後は、毎日のデンタルケアで口腔内の健康を維持しましょう。