口臭・歯石がついている<歯周病>(ミニチュアシュナウザー 4才)歯科症例151‐③

歯科症例151-②へ

 

 

 

 

 

 

 

 

退院翌日には、

「食欲があり、痛みもなさそう。」とのことでした。

処置から1週間後の診察時には、歯肉の炎症が治まっていました。

また、深かった歯周ポケットは浅くなっていました。

歯科用軟膏を再注入し、歯科治療処置を終了しました。

 

 

今回、4歳で計12本の抜歯を行いました。

このわんちゃんの年齢にしては、重度の歯周病でした。

口腔内の状態は、もちろん何もしなければ年齢と共に悪くなります。

しかし、年齢だけでなく犬種や猫種、歯の咬合、お口の中の細菌叢、普段の食事、など

様々な要因が重なり、年齢以上に口腔内の状態を悪化させる場合があります。

 

今後は、毎日のデンタルケアで口腔内の健康を維持しましょう。

 

→診察から術前検査、手術への流れはこちらをご覧下さい。

2023年04月03日