口臭・歯から出血(猫 チンチラ 9才1カ月)歯科症例128-①

 

上顎犬歯あたりから血がにじむ

歯が欠けているかもしれない

口臭もある

とのことで来院されました。

口腔内を見ると

上顎左側の犬歯は歯の内側部分が細くなっていて出血し、歯肉が真っ赤に腫れていました。

 

上顎右側の犬歯には、表面に赤い線状のひびが入っていました。

麻酔下での検査と歯科処置が必要とお伝えし、

後日術前検査、歯科処置を実施しました。

 

 

スケーリング

 

歯周プローブ検査

 

 

歯科レントゲン検査

術前から出血していた左上顎犬歯は、 猫破歯細胞性吸収病巣 により歯が溶かされていました。
歯根は吸収され(TypeⅡ)レントゲンでも確認できませんでした。
この歯は残っている歯冠部分を切除することになりました。

 

 

ひびが入っていた右上顎犬歯は歯根が確認できたので、

割れている部分の修復をしました。

 

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2021年02月25日