退院後は痛みや違和感で食欲が落ち、数日通院していただきましたが
退院から3日後には元気も食欲も元通りになったとのことでした。
処置から10日後の診察では
歯が真っ白で歯周ポケットも浅くなり、歯肉の炎症も痛みも治まっていました。
歯科用軟膏を再注入し今回の処置は終了しました。
今回のケースでは、重度の歯周病により多くの歯が感染・炎症を起こし、ぐらついていました。
今回、3歳で計12本の抜歯を行いました。
口腔内の状態は、
年齢だけでなく犬種や猫種、歯の咬合、お口の中の細菌叢、普段の食事、など個体差があります。
特に小型犬は顎の大きさに対し歯が大きく密集しているので
食べかすや汚れがつまりやすく、歯周病になりやすいです。
なので今後のお家でのデンタルケアが大切です!
こちらの飼い主様はしっかりと歯磨きを続けておられるので
処置から6か月後もとてもきれいな状態を保たれています。素晴らしいです!!
これからもお口を良い状態で維持するために
お家での歯磨きを続けましょう♪