犬歯が折れた<猫破歯細胞性吸収病巣・歯槽骨炎・歯周病>(猫 Mix 10才)歯科症例161-③

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退院後約5日で元気と食欲が戻り、口を気にすることもないとの事でした。

処置後約2週間は痛み止め使用していただきました。

約2週間後の診察では歯肉の赤みがほとんど引いていました。

約1か月後には歯肉の赤みはなくなり、歯もとても綺麗でした。

 

 

今回は上顎の両側の犬歯と下顎前臼歯を処置しました。

 

上顎犬歯には挺出・破折による露髄があり、下顎前臼歯には吸収病巣が起こっていました。

いずれも強い痛みや不快感があり、進行の具合にもよりますが最終的な治療法は抜歯です。

 

今回の処置で痛みや不快感を取り除くことが出来ました。

歯科処置を決断されて本当に良かったと思います。

 

これからもずっと美味しく食べて元気に過ごしましょう♪

 

→診察から術前検査、手術への流れはこちらをご覧下さい。

2024年01月07日