*歯がぐらついている
*歯が抜けた
とのことで来院されました。
口腔内を確認すると
歯が数本ぐらついていました。
また、臼歯部分には歯石が付着していました。
早期の歯科処置が望ましいことをお伝えし、
後日、術前検査と歯科処置を行いました。
スケーリングをしてプローブ検査をしました。
歯周ポケットが深いところでは、12mm以上もありました。
歯科レントゲン検査
歯周病の進行により歯槽骨(歯を支えている骨)が吸収されていました。
写真のような歯槽骨の吸収が何ヵ所も見られました。
このわんちゃんはまだ6才でお家で歯磨きもされていたので
歯自体がすごく汚れているわけではありませんでしたが、
全身麻酔下でのプローブ検査・歯科レントゲン検査を行ったことで
見た目以上に歯周病が進行していることが分かりました。
きちんと検査を行い、口腔内の状態を正確に把握した上で
抜歯が必要かどうか判断します。
今回は6本抜歯処置を行いました。