歯が抜けた・歯がぐらついている<歯周病>(犬 ビションフリーゼ 6才11カ月)歯科症例144‐①

 

 

*歯がぐらついている

*歯が抜けた

とのことで来院されました。

 

口腔内を確認すると

歯が数本ぐらついていました。

また、臼歯部分には歯石が付着していました。

早期の歯科処置が望ましいことをお伝えし、

後日、術前検査と歯科処置を行いました。

 

 

 

 

スケーリングをしてプローブ検査をしました。

歯周ポケットが深いところでは、12mm以上もありました。

 

 

歯科レントゲン検査 

歯周病の進行により歯槽骨(歯を支えている骨)が吸収されていました。

写真のような歯槽骨の吸収が何ヵ所も見られました。

 

このわんちゃんはまだ6才でお家で歯磨きもされていたので

歯自体がすごく汚れているわけではありませんでしたが、

全身麻酔下でのプローブ検査・歯科レントゲン検査を行ったことで

見た目以上に歯周病が進行していることが分かりました。

 

きちんと検査を行い、口腔内の状態を正確に把握した上で

抜歯が必要かどうか判断します。

 

今回は6本抜歯処置を行いました。

 

 

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2022年02月22日