歯石が気になる <歯周病>(犬 ミニチュアシュナウザー 14歳)歯科症例160-③

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手術翌日から元気と食欲がでてきました。

1週間後の診察では歯は真っ白で歯肉の炎症もありませんでした。

歯科用軟膏を再注入し、今回の処置を終了しました。

 

 

今回は全ての歯を温存することができました

お家での歯磨きをしっかり頑張っておられたのでお口がとても良い状態でした。

前回の歯科処置時に比べ歯周ポケットの深さが浅くなっている歯が多くありました!

 

口腔内の状態は、年齢だけでなく犬種や猫種、歯の咬合、お口の中の細菌叢、普段の食事、など

様々な要因によって個体差があります。もちろん何もしなければ年齢と共に悪くなります。

また、歯磨きを続けていても少しづつ歯垢・歯石がついてしまうことがあります。

その場合は年齢や身体の状態を考え相談の上で定期的に全身麻酔下での歯科処置を行う事もあります。

 

飼い主様が歯磨きを続けられていたので

歯周病の進行を防ぎ、短時間の麻酔で歯科処置を行うことができました。

処置後もお口を良い状態で保たれています。素晴らしいです!!

これからも口腔内の健康を維持していきましょう♪

 

診察から術前検査、手術への流れはこちらをご覧下さい。

 

2023年12月20日