歯石がひどい<歯周病・乳歯遺残>(チワワ 4才9カ月)歯科症例143‐③

歯科症例143-②へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

退院翌日には

元気で食欲もあり、口に痛みはなさそうとのことでした。

2週間後の診察時には、ほとんど歯肉の炎症は治まっていました。

3週間後に歯科用軟膏を再注入し、歯科治療処置を終了しました。

約1カ月後には、歯周ポケットが深かった歯も全て浅くなっていました。

 

 

今回は歯周病により複数の歯がぐらついていました。

ぐらついた歯は痛みや違和感の原因になり、ストレスだったと思います。

歯科処置により、その痛みや違和感が改善されたと思います。

また、ぐらついていた歯には大量の歯石がついていました。

歯石は細菌の塊です。

歯槽骨を溶かしてしまうだけでなく、

そのまま放置しておくと全身疾患に繋がります。

 

「若いからまだ大丈夫。」ではなく、

若い時から正しくデンタルケアをすることで

わんちゃんの健康を守ることが出来ます!!

口腔内の異変に気づいた場合は、早期の受診をおすすめします。

 

今後も定期的なチェックと歯みがきで

ごはんを美味しく食べて元気に過ごしましょう♪

 

→診察から術前検査、手術への流れはこちらをご覧下さい。

2022年02月05日