ドライフードを食べると痛がる・痩せてきた<歯肉口内炎・猫破歯細胞性吸収病巣・歯周病>(猫 ラグドール 7才)歯科症例156-③

歯科症例156-②へ

 

 

 

 

 

 

 

 

退院後約1週間は痛み止めを使用していただきました。

食欲もしっかりあり、口を気にすることもないとの事でした。

約1週間後の診察では口腔後部の赤みが少し引いていました。

約1か月後には赤みはほとんどありませんでした。

 

処置前にドライフードは口が痛くて食べないとのことでしたが、

処置後4日目からはドライフードを食べられるようになったそうです。

体重は初診時4.4kg→処置から約1か月後5.35kgに増えました!!

 

 

今回の処置では全ての臼歯を抜歯しました。

〈全臼歯抜歯処置〉は、抜歯により歯の周りに起こっている炎症をおさえ、口腔内の状態改善をはかります。

 

食欲があるのに痛くて食べられないことは、

猫ちゃんにとって大きなストレスであり、とても辛かったと思います。

 

今回の処置で痛みや不快感を取り除くことが出来ました。

お口の中が快適になり、しっかりと食べることで体重も増えました。

歯科処置を決断されて本当に良かったと思います。

 

これからもずっと美味しく食べて元気に過ごしましょう♪

 

 

→診察から術前検査、手術への流れはこちらをご覧下さい。

2023年08月05日