歯ぐきから出血する<歯周病>(パピヨン 8才)歯科症例111

 

口を触ると歯茎から出血する

歯科処置希望 とのことで来院されました。

 

口腔内を確認すると、多量の歯垢・歯石が付着し歯肉に炎症が起こっていたため、

後日、歯科処置を実施することになりました。

 

術前検査では特に異常はありませんでした。

 

 

歯周プローブ検査

 

レントゲン検査(上顎切歯)

矢印の3本は歯を支えている部分が

ほんの少ししかないのがわかります。

実際、ひどくぐらついていました。

 

 

レントゲン検査(右下顎臼歯)

この歯は歯周病の進行により歯槽骨が吸収され、

歯根部のまわりが黒く抜けています。

歯周ポケットも9mmと深く、

抜歯することになりました。

 

 

 

 

歯神経ブロック

 

 

スケーリング

 

 

ルートプレーニング

 

抜歯処置

 

 

 

 

洗浄・歯槽骨のトリミング後、縫合

抜歯窩を滑らかにし、丁寧に洗浄・縫合することで、痛みや不快感を抑え、より快適な状態にします。

 

ポリッシング

 

歯周ポケットが深かった部分に歯科用軟膏を注入し、処置は終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<処置から10日後>

抜歯・縫合を行った箇所も問題なく、歯肉の炎症も治まっていました。

また、切歯のぐらつきがかなり改善していました。

 

 

処置前は、歯肉に炎症が起こり出血しやすくなっていました。また、ぐらついている歯もありました。

処置後は、処置から1カ月以上たっても炎症はなく、とても健康な状態です。

「歯みがきを以前ほど嫌がらなくなりました。前は痛かったのだと思います」と飼い主様。

 

歯肉に炎症が起こっていると、痛みや不快感があるため、歯みがきを嫌がるようになります。

歯科処置により痛みを取り除いてあげることで、お家でのケアがしやすくなります。

 

これからは、今ある歯を大事に、デンタルケアを続けましょうね。

 

 

 

 

 

2019年06月08日